ピアニストのラン・ランの2025年日本公演が決定しました!
今回の日本公演は、2025年2月に東京・大阪でピアノ・リサイタルが開催されます。
本記事では、ラン・ラン来日コンサート2025の公演スケジュール、チケット発売日など最新情報をまとめました。
見どころ
ラン・ランが迎えた新たな時代を象徴する演奏が、ついに日本のファンの前で披露されます。
40歳を超えた彼のピアノには、これまでになかった内省的な陰影と強固な造形が加わり、その表現力はますます成熟を遂げています。
『みんなのピアノ』様のサイトでは、そんなラン・ランのコンサートの感想や、彼の魅力について詳しく解説されています。
彼の音楽には、シューベルトのソナタやシューマンの小品の中で見せるような、繊細でロマンティックな一面が以前から垣間見えていました。
その深みが一層明確に現れたのが2020年のJ.S.バッハ「ゴルトベルク変奏曲」の録音、そして2022年の来日公演でした。
あの時、彼の持ち前の強烈な表現力と楽曲の多元的な要素が融合し、未だかつてない深さに到達した演奏を聴かせてくれました。
今回のプログラムもまた、彼の新たな一面を堪能できる内容です。
シューマンの「クライスレリアーナ」や、ショパンの「マズルカ」など、より内面的で陰影に富む作品が選ばれており、ラン・ランの音楽的探求がさらに深まる予感がします。
これらのレパートリーは、単に技巧だけでは到底かなわない、真の感性と解釈力が問われるものであり、彼の進化を目の当たりにできる貴重な機会となるでしょう。
ラン・ランのピアノが新たな境地へと到達する瞬間を、ぜひその耳で確かめてください。
彼がどのような新しい世界を描き出すのか、期待は高まるばかりです。
公演スケジュールとプログラム
今回の日本公演は、2025年2月に東京・大阪でピアノ・リサイタルが開催されます。
曲目
・フォーレ/パヴァーヌ 嬰へ短調 op.50
・シューマン/クライスレリアーナ op.16
・ショパン/マズルカ へ短調 op.7-3
・ショパン/マズルカ 変ロ長調 op.17-1、ホ短調 op.17-2、イ短調 op.17-4
・ショパン/マズルカ ハ長調 op.24-2、変ロ短調 op.24-4
・ショパン/マズルカ 変ニ長調 op.30-3、嬰ハ短調 op.30-4
・ショパン/マズルカ ハ長調 op.33-3、ロ短調 op.33-4、ニ長調 op.33-2
・ショパン/マズルカ 嬰へ短調 op.59-3
・ショパン/ポロネーズ 第5番 嬰へ短調 op.44
公演スケジュール
・2025年2月6日(木) 19:00開演 @サントリーホール
・2025年2月10日(月) 19:00開演 @ザ・シンフォニーホール(大阪)
チケット発売日について
・東京:2024/9/16〜 先行発売 / 2024/9/22〜 一般発売
・大阪:2024/9/16〜 先行発売 / 2024/9/22〜 一般発売