※本公演は終了しました。
イタリアと日本の架け橋ともいえる、精力的な音楽活動を続ける人気テノール歌手、榛葉昌寛が2024年10月に東京でリサイタルを開催します。
本記事では、東京公演に先立って8月に行われた、リサイタル掛川(静岡)公演の様子を含め、榛葉昌寛テノール・リサイタル東京公演の見どころをたっぷりご紹介していきます!
榛葉昌寛のご紹介
榛葉昌寛のリサイタルは、まさに“音楽の旅”そのものです。
東京芸術大学を卒業後、国立ミラノ・ヴェルディ音楽院で研鑽を積んだ彼は、テーラモ市立劇場で『椿姫』のアルフレード役としてデビュー。
その後、イタリアをはじめ、ヨーロッパ、アメリカ、カナダといった各地のオペラやコンサートで多くの人々を魅了してきました。
榛葉は音楽家としての活動にとどまらず、“バチカンより日本へ祈りのレクイエム”のプロデューサーとして、東北復興支援のための音楽活動を続けています。
さらに、2013年の天皇賞(秋)や2015年のプロ野球日本シリーズ初戦、2018年の日本シリーズでの国歌独唱では、その圧倒的な歌声で会場を沸かせ、大絶賛を浴びました。
音楽だけでなく、榛葉は文化交流においても、掛川の応援大使として、掛川市のミラノ万博でのセレモニーや姉妹都市提携にも尽力。
さらに今後は、2025年大阪万博イタリア館のアンバサダーとしても活動するなど、多方面での活躍が期待されています。
その輝かしいキャリアと多彩な活動を知るほどに、榛葉昌寛のステージに足を運び、彼の音楽の世界に触れてみたいと心から思わせる魅力に溢れています。
彼の歌声が紡ぐ物語と感動を、ぜひご自身で体感してください!
リサイタル掛川公演のハイライト
今回の東京公演に先立って、2024年8月に掛川(静岡)にてリサイタルが開催されました。
台風の影響よりも、「榛葉の歌を聞きたい」と集まられた熱気溢れるお客様に迎えられ、ステージ開始のイタリア歌曲、トスティの4曲からすでに熱唱。
時に甘く、時にドラマティックな繊細な表現力で、ホールはまさにイタリアの空気に包まれました。
そしてバレリーナ妹尾の優雅な踊りで、表現芸術の素晴らしさで観客を魅了しました。
その後、ロッシーニ歌曲、オペラ・アリア、ナポリ民謡、イタリアン・ポップスという多彩なプログラムが繰り広げられ、アンコールの”ヴォラーレ”は会場と一体となる盛り上がりで幕を閉じました。
東京公演では、いま大活躍のソプラノ、中野亜維里をゲストに迎え、オペラの花形、テノールとソプラノによる華やかなステージが繰り広げられます!
イタリアの息吹を音楽とトークで存分にお楽しみいただける夕べを、お見逃しなく!
東京公演のご案内
●日時:2024年10月25日(金) 18:30開演
●会場:音楽の友ホール
●出演:榛葉昌寛(T)、芥川怜子(p)、中野亜維里(S)
●曲目:
・ビゼー/オペラ「カルメン」より“花の歌”
・ドニゼッティ/オペラ「愛の妙薬」より二重唱
・サン=サーンス/瀕死の白鳥
・ロッシーニ/ダンス
・佐々木すぐる/月の砂漠
・デ・クルティス/泣かないお前 他
※曲目、出演者が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。