ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の2025年日本公演が決定しました!
今回の日本公演は、2025年7月に名古屋・大阪・河口湖でグスターボ・ドゥダメル指揮、および11月に東京・横浜・川崎でキリル・ペトレンコ指揮で開催されます。
本記事では、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団来日公演2025の公演スケジュール、チケット発売日など最新情報をまとめました。
見どころ
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団――その名を耳にした瞬間に、世界最高峰の響きへの期待が高まります。
2025年11月はキリル・ペトレンコとの黄金タッグでの来日。これは単なる演奏会ではなく、“芸術が生まれる瞬間”に立ち会える、またとない機会です。
Aプログラムは、20世紀初頭の東欧とロシア音楽を中心に構成されたエネルギッシュなセット。ヤナーチェクの『ラシュスコ舞曲』では、民俗色豊かなリズムがペトレンコの精緻な手腕で研ぎ澄まされ、バルトークの『中国の不思議な役人』では、不穏な緊張感と官能的なサウンドが炸裂するはずです。
そしてストラヴィンスキーの『ペトルーシュカ』は、色彩とリズムが交錯する傑作。ベルリン・フィルの超絶技巧と音色の豊かさが最大限に発揮される瞬間です。
一方のBプログラムは、ロマン派ドイツ音楽の王道を歩むような構成。シューマンの『マンフレッド』序曲が情熱的な幕を開け、ワーグナーの『ジークフリート牧歌』では、ペトレンコならではの繊細で詩的なアプローチが深い感動をもたらすことでしょう。
そして締めくくりはブラームスの交響曲第1番。重厚でありながら、推進力と清冽さを併せ持つこの作品を、ベルリン・フィルがどこまで昇華させてくれるのか――その瞬間を想像するだけで胸が高鳴ります。
ペトレンコの研ぎ澄まされた感性と、ベルリン・フィルの圧倒的な精度と情熱。クラシックファンにとって夢のような2つのプログラム。この機会を逃す理由は、どこにも見つかりません。
公演スケジュールとプログラム
今回の日本公演は、2025年7月に名古屋・大阪・河口湖でグスターボ・ドゥダメル指揮、および11月に東京・横浜・川崎でキリル・ペトレンコ指揮で開催されます。
2025年7月(指揮:グスターボ・ドゥダメル)
大阪公演:2025年7月2日(水)
19:00開演 @フェスティバルホール
・ベートーヴェン:劇音楽『エグモント』 (ソプラノ:クリスティーナ・ランツハマー、語り:宮本益光)
・チャイコフスキー:交響曲第5番
名古屋公演:2025年7月3日(木)
18:45開演 @愛知県芸術劇場・コンサートホール
・ベートーヴェン:劇音楽『エグモント』 (ソプラノ:クリスティーナ・ランツハマー、語り:宮本益光)
・チャイコフスキー:交響曲第5番
河口湖公演:2025年7月5日(土)
17:30開演 @河口湖ステラシアター
ヴァルトビューネ河口湖2025
・オルティス:カモシカ
・マルケス:ダンソン第8番
・エステベス:平原の真昼
・カステリャーノス:パカイリグアの聖なる十字架
・ネグロン:迷える自分
・シエラ:アレグリア
・バーンスタイン:『ウエスト・サイド・ストーリー』より「シンフォニックダンス」
河口湖公演:2025年7月6日(日)
15:00開演 @河口湖ステラシアター
ヴァルトビューネ河口湖2025
・オルティス:カモシカ
・マルケス:ダンソン第8番
・エステベス:平原の真昼
・カステリャーノス:パカイリグアの聖なる十字架
・ネグロン:迷える自分
・シエラ:アレグリア
・バーンスタイン:『ウエスト・サイド・ストーリー』より「シンフォニックダンス」
2025年11月(指揮:キリル・ペトレンコ)
東京公演:2025年11月19日(水)
19:00開演 @サントリーホール
・ヤナーチェク:ラシュスコ舞曲
・バルトーク:『中国の不思議な役人』組曲
・ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1947年改訂版)
横浜公演:2025年11月20日(木)
19:00開演 @横浜みなとみらいホール
・ヤナーチェク:ラシュスコ舞曲
・バルトーク:『中国の不思議な役人』組曲
・ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1947年改訂版)
川崎公演:2025年11月22日(土)
15:00開演 @ミューザ川崎シンフォニーホール
・シューマン:『マンフレッド』序曲
・ワーグナー:ジークフリート牧歌
・ブラームス:交響曲第1番
東京公演:2025年11月23日(日)
14:00開演 @サントリーホール
・シューマン:『マンフレッド』序曲
・ワーグナー:ジークフリート牧歌
・ブラームス:交響曲第1番
チケット発売日について
以下、公式サイトをご参照ください。