ファンレターでやってはいけないことを5つご紹介します。
応援しているアーティストにファンレターを出す時、自分の好きなように思いを伝えたいとは思いますが、最低限守らなければならないマナーがあります。
なぜなら、冷たい言い方ですが、ファンレターはあなたが頼まれてもいないのに一方的に送るものになるからです。
そのため、いくらあなたの思いをファンレターに綴ったとしても、マナーがなっていなければ、本人に渡る前に事務所に破棄される可能性が非常に高いです。
せっかく送るのであれば、事務所に破棄されず、本人の手に届いてほしいですよね。
そこで本記事では、ファンレターを書くにあたって必ず押さえておきたい、やってはいけないことを5つご紹介します。
ファンレターの正しい書き方や、絶対に喜ばれる書き方については、以下の記事で解説しています。
ファンレターでやってはいけないこと
結論から言うと、ファンレターでやってはいけないことは以下の5つになります。
- 相手が嫌がることを書く
- 手紙以外のものを同封する
- 手紙の枚数が多すぎる
- 自分の個人情報を載せる
- 返事を催促する
基本的に、上記に一つでも該当するファンレターを送った場合、事務所で破棄され、本人の手には行き届かないと思っておきましょう。
ファンレターは、届いたらまず事務所で仕分けられます。誹謗中傷の内容だったり、危険物が入っていたりする可能性がありますからね。
事務所の検閲を経て、本人に行き届く流れになりますので、あまりに自分勝手な内容のファンレターは送らないよう気をつけましょう。
相手が嫌がることを書く
友人や知り合いとは異なり、あなたから見ればアーティストは知っている人ですが、相手から見ればあなたは見知らぬ人です。
そのため、見知らぬ人から手紙でダメ出しをされたり、意見をされて良い気分になるわけがありません。
ファンレターは「応援のメッセージ」である以上、相手を褒めるポジティブな内容だけに留めるようにしましょう。
あなたが突然見知らぬ人から手紙をもらい、開いたらダメ出しだらけだったら、良い気分になるわけありませんよね。
手紙以外のものを同封する
ファンレターは、必ず手紙だけ送るようにしましょう。
お菓子やお花など、何か同封して送りたい気持ちもあるかもしれませんが、これらが本人に行き届くことはありません。
特に手作りのお菓子などは、薬物や毒物が入っていると思われます。せっかく作ったお菓子でも、食べるどころか封も開けずに処分されてしまいます。
たとえファンからの手紙であっても、事務所側は常に警戒心をもって対応していることを意識しましょう。
手紙の枚数が多すぎる
どれだけの文量でファンレターを書けば良いか悩むかと思いますが、手紙で送る場合は1〜2枚までにしておきましょう。
基本的にアーティストの方は、届いたら楽屋でさらっとファンレターを読んだりするだけなど、忙しい時間の合間に、あなたのメッセージに目を通すか通さないかです。
そのため、あまりにも枚数の多いお手紙をもらった場合、最後まで読むどころか読まない可能性が増してしまいます。
1枚の手紙の場合は、もう1枚白紙を添えておくのが、マナー的にGoodです。
自分の個人情報を載せる
お返事を期待して、あなたの住所や電話番号、LINEのIDなどを書く人が多いようです。
残念ながら、あなたの個人情報が本人に伝わることはありません。
これらの個人情報が書かれていた場合、事務所側はその箇所を黒く塗りつぶして本人に渡すことが多いです。
破棄して本人に届かないことはないと思いますが、せっかくあなたの書いたファンレターを、事務所の人に黒マジックで塗りつぶされたくないですよね。
返事を催促する
前述した「個人情報を載せる」につながりますが、返事を催促することもマナー違反ですので絶対やめましょう。
催促とは、仕事など取引で、約束の時間をすぎても応答がない場合などにするものであって、あなたの一方的なファンレター、ましてや送ってすぐに「お返事下さい」は失礼すぎます。
いずれにせよ、返事が来ることはほぼありませんので、そもそも返事など期待せずにファンレターを送るようにしましょう。
逆に、相手が思わずお礼の返事をしたくなってしまうようなファンレターを書くように心がけましょう。
まとめ
ここまで、ファンレターでやってはいけないことをご紹介しました。改めて整理します。
- 相手が嫌がることを書く
- 手紙以外のものを同封する
- 手紙の枚数が多すぎる
- 自分の個人情報を載せる
- 返事を催促する
ここまで読まれると、やってはいけないことばかり言われて、「じゃあどのように書けば良いの?」と思うでしょう。
ファンレターの正しい書き方や、絶対に喜ばれる書き方については、以下の記事で解説しています。
せっかくファンレターを送るのだから、無事に本人の手に行き渡るよう、マナーを意識した書き方を心がけるようにしましょう。