おかしいピアノの先生や、ダメなピアノの先生の特徴をご紹介します。
私もピアノ教室に通っていた経験があり、自分自身は良い先生や教室に巡り会えたと思っています。
しかしその一方で、周囲の声や調べたところによると、中には「それは辞めたほうが良いんじゃないの?」と思えるような先生の話もありました。
一般的には、指導力のない先生はダメだと言われますが、それ以外にもダメなピアノの先生のポイントがいくつかあることを知っていますか?
そこで今回は、ピアノ教室を辞めることも検討したほうが良いであろう、おかしいピアノの先生の特徴を解説していきます。
ピアノ教室を辞めるのであれば、最後に先生へプレゼントを渡しましょう。
スマートに習い事を辞める方法については、コチラの記事でご紹介しています。
おかしいピアノの先生の特徴
結論から言うと、おかしいピアノの先生、ダメなピアノの先生の特徴は、以下の8個になります。
- 求めるレベルが合わない先生
- 質問しにくい、質問しても答えてくれない先生
- 優しすぎる、怒らない先生
- 感情のコントロールができない先生
- 失敗を笑う先生
- 親に自宅での指導を強要する先生
- メール、電話のやり取りが下手な先生
- 中学生以上の生徒がいない
辞めるかどうかはあなた次第ですが、もし「それ、私の先生に当てはまるな…」など心当たりがあるのであれば、ご参考にしてください。
また、これから教室を探されている方も、こういう先生だけは気をつけるようにしてくださいね。
求めるレベルが合わない先生
これは体験の段階で気付けることだとは思いますが、自分がピアノ教室に通う理由に先生が寄り添ってくれないのであれば、まず辞めたほうが良いでしょう。
例えば、「趣味としてピアノを弾き続けたい」と思っているのに、「やるからには本格的にやらないと!」「電子ピアノなんてダメ!」などと要求してくる。
一方で、将来的には音大進学やコンクール挑戦も目指しているのに、指導力のない先生ということもありえますね。
ピアノ教室を探す時には、立地やスケジュールが合うか等より、先生のプロフィールや指導方針を調べたり、知り合いが通っているのであれば、評判を訊いておくようにしましょう。
質問しにくい、質問しても答えてくれない先生
ある程度弾けるようになってくると、自分なりに課題ポイントやアドバイスをもらいたいことが具体的になるので、率先して質問したいことが浮かんでくると思います。
その時に気軽に尋ねやすかったり、回答が分かりやすく目に見える成長も感じられる先生が、自分自身の成長にとっても大切になってきます。
また、初心者の場合は、勉強と同じく「分からないことが分からない」ような状態だと思いますので、「ここで悩んでいる?」と気づき、訊いてきてくれるような先生が理想ですね。
趣味にしろプロを目指すにしろ、より弾けるようになりたいという思いは同じはずです。
成長スピードがグンと早くなるには、先生とのコミュニケーションが重要です。質問しやすい雰囲気か、アドバイスが分かりやすいかなどについても、考慮するようにしましょう。
質問しにくい雰囲気なのは相性の問題かもしれませんが、答えてくれないのはもはや職務放棄ですので、そのような先生に教わるのはやめましょう。
優しすぎる、怒らない先生
「何言ってるの?怒らない先生良いじゃん!」
と思われるかもしれませんが、全く怒らない先生も気をつけたほうが良いです。
本気でプロを目指すのであれば、先生も自然と厳しい指導になるかと思いますが、初心者の方の場合は「怒らない先生のほうが良い」と思われるかもしれません。
初心者や趣味として弾く人を相手に全く怒らない先生の特徴は、「とりあえず少しでも弾ければ褒める」というスタンスであることです。
もっと上手く弾けるようになるにはどうしたら良いかなど、より成長するためのアドバイスをしてくれず、本当に少しだけ弾けてゴールになってしまいますので、要注意です。
それだったら、わざわざ高い月謝払わずに独学でも良いのでは?と思います。少しずつ成長したいのであれば、時には厳しい先生に教わる方が良いです。
感情のコントロールができない先生
良くも悪くも「子供は20年経っても先生の言葉を忘れない」と言われます。
先生の立場として発する言葉は、特にお子様にとっては人生に関わる重い言葉でもあります。
心に余裕がない時に自分の感情をそのまま生徒に対して向けてしまうような、コントロールが苦手な先生には要注意です。
特にお子様の場合は、「前回の練習と言っていることが違う」「見るからに不機嫌な日がある」という声を聞いたら、お子様の人生に関わるかもしれませんので、考えたほうが良いかもしれません。
とは言いつつ、「実はお子様の態度が悪すぎて…」ということも考えられますので、冷静に判断する必要があります。
失敗を笑う先生
なぜ失敗したのかに気づかせ、次は上手くできるように導き出すのが、先生のあるべき姿だと思います。
先生自身もこれまで数々の失敗を経ているはずですから、生徒さんの失敗に共感して寄り添ってくれないのであれば、そのような先生から教わるのはやめましょう。
先述したように、子供の頃に先生に言われたことって、嫌でもずーっと染み付いてくるものですから。
失敗した原因や解決策を、丁寧に教えてくれる先生が理想ですね。
親に自宅での指導を強要する先生
自宅での練習について親御さんに求めることは、先生によって違ってくるかもしれませんが、基本的に自宅では子供の練習を見守って、必要以上に指示しないことが理想です。
確かにピアノは自宅での練習次第で成長スピードが関わってきますが、あくまでレッスン中に言われたことの練習をするのであって、自宅で親御さんがレッスンをする必要はありません。
もし自宅で思うように弾けなかったとしても「次のレッスンで先生に教えてもらおうね」と答えるのが、親にとってもお子様にとっても一番ハッピーだなと思います。
「なんで練習しないの?」など責めたりイライラするかもしれませんが、レッスンに行ったことで出来るようになったことが増えたなど、自宅の練習では褒めることを一番にしましょう。
先生には先生の指導方針があるはずですが、それにも関わらずわざわざ親御さんに指導を強要するのは、もはや職務放棄に近いですから、辞めたほうが良いと思います。
先生と言っていることが違うなど、中途半端な指導をしてしまうと、誰もハッピーになりません。自宅ではお子様の練習をそっと見守ってあげましょう。
メール、電話のやり取りが下手な先生
これは体験の時の話ですが、メールや電話でのやり取りが上手くできない先生は、入ってからも苦労するので辞めたほうが良いでしょう。
指導力があれば問題ないと思われるかもしれませんが、ビジネスメールを知らないような文面、初対面なのに馴れ馴れしいなど、「社会人としてどうなの?」と思う人に高い月謝を払えますか?
まずは体験レッスンの依頼をする時に、きちんと礼儀正しい対応をされるか見定めることをオススメします。
体験レッスンの依頼メールの書き方は、コチラの記事で解説しています。
中学生以上の生徒がいない
これは教室全体に言えることですが、小学生の生徒さんばかりの教室であれば、何か理由があるのではと考えたほうが良いかもしれません。
幼い頃から習わせているけど長続きしない指導、中学生以上になると別の教室に移る人が多いなど、理由は様々あるとは思いますので、気になるのであれば尋ねてみましょう。
個人的には、長く開講しているにも関わらず、そういった傾向のある教室は何か問題があるのかなと思います。
小学生のみを受け入れているなど、明確なスタンスがあるのであれば問題ないと思います。
まとめ
おかしいピアノの先生、ダメなピアノの先生の特徴を紹介してきました。
- 求めるレベルが合わない先生
- 質問しにくい、質問しても答えてくれない先生
- 優しすぎる、怒らない先生
- 感情のコントロールができない先生
- 失敗を笑う先生
- 親に自宅での指導を強要する先生
- メール、電話のやり取りが下手な先生
- 中学生以上の生徒がいない
いざ先生の指導を受けてみないと分からないこともあると思いますが、自分の考えや気持ちと合わないなと思ったら、無理して続けずに辞めることも大切だと思います。
自分の成長のために高い月謝を払って習うのですから、自分自身が心地よくレッスンを受けて、目に見える成長を感じられる先生を選ぶようにしましょう。
最近では、ネットで口コミが見れる教室も増えてきましたし、先生のプロフィールも事前に把握できる教室も多いです。
プロを目指すにしろ趣味として続けるにしろ、自分の目指す方向性に共感して導いていくれる先生と出会ってくださいね。
ピアノ教室を辞めるのであれば、最後に先生へプレゼントを渡しましょう。
スマートに習い事を辞める方法については、コチラの記事でご紹介しています。