【2024年最新】東京のアマチュアオーケストラ・ランキング

ひとりごと
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東京のアマチュアオーケストラの中から、特に上手いと言われる有名な5団体を、ランキング形式でご紹介します。

少し古い記事ですが、百式ヴァイオリンさんの記事によると、日本のアマチュアオーケストラの数は全国で約1,000団体、そのうち約600〜700団体が東京近郊にあると述べられています。(コロナ禍もあり、現在はやや減少したか。)

毎日のように何処かのホールで演奏会がされている東京ですし、これだけのアマオケの数があると「結局、東京のアマオケはどこが上手い?」となってしまいがちです。

そこで本記事では、東京にあるアマチュアオーケストラの中から、歴史や実力のある、上手くて有名な団体を5つご紹介していきます!

本記事のランキングでは、音楽大学・芸術大学などは除外させていただきます。

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この記事を書いた人
オケミン(管理人)

中高吹奏楽部、大学オケに所属し、現在は社会人オケで活動中。
アーティスト・楽団・曲などについて、自分自身の勉強や備忘も兼ねて、2023年2月に当サイトを立ち上げました。
お蕎麦と日本酒が好きです。よろしくお願いします!
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東京のアマチュアオーケストラ・ランキング

第1位:東京大学音楽部管弦楽団

  • 創立:1920年
  • 団員数:約130名(2023年時点)
  • 団員構成:東京大学生のみ
  • 特徴:個々の技術でも日本一の大学オケ

東大にはインカレ含めてオーケストラが複数ありますが、唯一東大生だけで構成されたオケが音楽部管弦楽団(以下、東大オケ)になります。

一般的に他大学の学生も加わって構成される大学オケがほとんどですが、東大オケは東大生のみの入団しか認めていないため、まさに「THE 大学オケ」と言ったところ。地方公演含めたサマーコンサート、冬の定期演奏会など多くの公演を開催しています。

団員に初心者は少ないどころか、プロを目指しても良いくらいの実力者揃いなため、個々の技術力でも日本一だと思われます。

ただし、他大学オケを見下すような「冷たいオケ」という印象が個人的にあります。

第2位:新交響楽団

  • 創立:1956年
  • 団員数:約110名(2023年時点)
  • 特徴:芥川也寸志が創立指揮者という歴史と実力

大学オケの中では東大オケですが、社会人オケでは新交響楽団(以下、新響)がトップで文句なしでしょう。

1956年に発足した新響は、創立指揮者・音楽監督の芥川也寸志の下で着々とレベルを上げ発展してきました。

芥川也寸志が掲げた「音楽はみんなのもの」という理念を今でも大切に持続しており、オケとしての歴史も味わい深く感じられます。

第3位:早稲田大学交響楽団

  • 創立:1913年
  • 団員数:約250名(2023年時点)
  • 団員構成:早稲田大学生のみ
  • 特徴:3軍構成、海外での評価の高さ

“ワセオケ”で知られる早稲田大学交響楽団(以下、ワセオケ)は、早稲田大学の学生のみで構成された大学オケで、東大オケよりも遥かに多い約250名が所属しています。

そのため、ワセオケは3軍まであると言われており、公演や合宿では1軍〜3軍によって振り分けられることがあるとか。

ワセオケの一番の特徴は海外公演が多い点で、近年ではサイモン・ラトルやシュテファン・ドールといった世界の一流指揮者や奏者からの指導も多く経験しており、世界的には東大オケよりワセオケのほうがよく知られているかなと思います。

第4位:慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ

  • 創立:1901年
  • 団員数:約200名(2023年時点)
  • 団員構成:慶應義塾大学生のみ
  • 特徴:厳格な入団条件とオーディション

日本最古の学生オケである慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ(以下、ワグネル)。1901年創立、慶應義塾大学生のみで構成されたこのオケは、団員約200名を誇ります。

近年では川瀬賢太郎、藤岡幸夫、秋山和慶といった指揮者を客演に迎える他、海外公演も行うなど認知度と実力の高さを誇ります。

ワグネルは団員数が多いことから、新入生の入団に当たっては厳格なオーディションを設けており、初心者ではそもそも相手にされない楽団です。それだけ個々の技術でも力を入れているオーケストラ。近年では「ワグネルのほうがワセオケより上手い」と言う人も増えてきています。

第5位:都民交響楽団

  • 創立:1948年
  • 団員数:約100名(2023年時点)
  • 特徴:全団員に4年に1回の再オーディションを設ける厳格さ

社会人オーケストラの中では、新交響楽団に次いでレベルが高いと言われるのが都民交響楽団(以下、都民響)です。

都民響の特徴は、団員のレベルアップを図るため、入団から4年ごとに再試験を設けているところ。団員にオーディションを設けるのは入団時のみが一般的ですが、定期的に再試験を行うことで、オケのレベルの底上げを図っているそうです。

「都民」がつくということで東京都が関わっているかと思われますが、1999年に東京都の支援を離れて、現在は自主運営型のオケとして成り立っています。

まとめ

東京のアマチュアオーケストラの中でも、特に歴史と実力を誇る、上手くて有名な5団体をランキング形式でご紹介してきました。

  • 第1位:東京大学音楽部管弦楽団
  • 第2位:新交響楽団
  • 第3位:早稲田大学交響楽団
  • 第4位:慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ
  • 第5位:都民交響楽団

日本にはアマチュアオーケストラが約1,000団体あり、そのうち6〜7割が東京近郊にある団体と言われています。

数あるアマチュアオーケストラの中でも、長い歴史とレベルの高さがトップクラスの団体はごくわずか。その中でもオススメしたい5団体を紹介してきました。

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