好きなアーティストに、応援の気持ちを込めてファンレターを書いたことはありますか?
私は中学生の頃に一度だけ、好きな芸能人にファンレターを送ったことがあります(笑)
当然返事なんて来ませんが、封を開けて自分の応援のメッセージを読み、励みになってくれればいいな〜と思った、青春です。
さて、本記事では「ファンレターは貰って嬉しいのか」について書きたいと思います。
ファンレターは、応援しているなら絶対書かないといけないものではありませんし、相手もあなたにファンレターを頼んでいるわけではありません。
言い方はあれですが、完全にあなたの一方的な思いを送るだけです。
そのため、せっかく送るからには、応援している相手に喜んでもらえるメッセージを書きたいですよね。
そこで、これを書けば絶対に喜ばれると思う、ファンレターに書くべきポイントをご紹介したいと思います。
もらって嬉しい!ファンレターに絶対書くべきこと
ファンレターには、何を重視して書く?
ファンレターを書くとなった時に、あなたは何を一番強く伝えたいと思いますか?
- 「好きです!」「素敵だと思っています!」という、相手の人柄を褒めること
- ファン歴や、行ったコンサートや持っているグッズなど、自分のアピール
- 自分と相手に感じる、趣味などの共通点 など
ファンレターを10通開けば、デザインや文面には10通りの個性があって当然です。
人によって、ファンレターで一番伝えたいことは変わると思います。
ファンレターに絶対書くべきこと
ファンレターで書くことに個性はあると思いますが、私が考える「ファンレターに絶対書くべきこと」は、以下の一つだけです。
誰かの人生に影響を与えたと感じられること
あなたがある日、自分へのファンレターが10通届き、限られた時間で中身を全て読むとなったとイメージしてみてください。
一つ一つ目を通していくと、さらっと読む箇所と、じっくり噛み締めながら読む箇所に分かれてくると思います。
そう考えると、自己アピールなんて相手は正直興味がないと思いますし、ただ「好き」「かっこいい」と言われるだけでは、なんだか物足りないと思います。(言われ慣れてる?)
そんな中で、自分の演奏や発信したことをきっかけに、誰かの心の中に、変わるきっかけや影響を与えられたと感じるメッセージは、かなり強いかなと思います。
なぜなら、それこそがアーティストとしての生きがいだからです。
例えば、あなたが部活動に3年間所属し、3年生の大会後に引退する時、あなたは少なからずこう思うはずです。
「私は、この部活に何か貢献できたかなあ…」
そんな時に、共に活動してきた後輩たちから、このようなメッセージを貰ったら嬉しくありませんか?
- △△先輩のフルートの音色はずっと憧れだったので、少しでも先輩の音色に近づけることができるように頑張ります!
- △△先輩が率先してグラウンドの整備や、みんなの用具の手入れをしている姿を見て、私も何事も率先して行うようになりました!
- スタミナが課題だったのですが、△△先輩に教えていただいた練習法で解決できたので、後輩たちにも教えていきます! など
部長として部活を引っ張った、レギュラーとして試合で活躍した、など大きな貢献に限りません。
このようなさりげない行動であったとしても、後輩たちに大きな影響を与えたと知れると、とても嬉しいはずです。
書き方の例文
ファンレターで「好き!」「素敵!」「お疲れ様でした!」と言われるのももちろん嬉しいですが、自分が誰かに影響を与えたと感じられた時こそ、生きがいを感じるものだなと私は思っています。
そこで、あなたもファンレターを書く時には「あの人が自分に与えた影響」を振り返って、書いてみてください。
別に「私の人生に多大なる影響を与えた」なんて大げさなことを言われたいわけではありません。ほんの些細なことで構わないのです。
- ○○さんの演奏を聴いて、ベートーヴェンの音楽が好きになりました。もっとベートーヴェンの音楽を聴いてみようと思います。
- ○○さんが紹介されていた本を読んで、すごく参考になりましたし、新しい発見がたくさんありました!
- ○○さんのピアノを聴いてすごく心が温まり、辛い時でも前を向いて乗り越えていこうと思えるようになりました。 など
アーティストの方は、自分を見てくれる人たちに何かしらのメッセージを伝えたいという思いで発信をされていると思います。
そう考えると、そのメッセージを受け取った人たちに、何か変わるきっかけを与えられたと感じた時こそ、アーティストにとって一番嬉しい瞬間ではないかと私は考えています。
まとめ
ファンレターは貰うと嬉しいのかについて解説してきました。
ファンレターを貰えればもちろん嬉しいですが、一番相手が喜ぶポイントを押さえておくことが大切です。
応援するという気持ちが強いと、単純に「好き」「頑張って」などというフレーズが重視されますが、アーティストが言われた嬉しい言葉は、それ以上のことだと思います。
自分の伝えたいメッセージを、曲や演技などで表現するということは、見ている人たちの心や人生に影響を与えたいという思いがあるはずです。
そう考えると、「あなたのおかげで、私はこうなれました!」といったように、自分の人生に少しでも影響を与えられたことを書くと、アーティストとしての生きがいが感じられ、励みになると思います。
ファンレターを送るときは、是非「その人から自分はどんな影響を受けたか」を考えてみてください。
ファンレターを書く上で絶対にNGなことは、コチラの記事で解説しています。