【絶対買うべき】シベリウス:ヴァイオリン協奏曲の名盤3選

サムネイル 名盤紹介
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クラシック音楽の名曲である、シベリウス「ヴァイオリン協奏曲」の名盤を3つご紹介させていただきます。

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オケミン(管理人)

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言わずとしれたシベリウスの名曲ですが、それ故にこの曲のCDは、王道からレア物まで数多く存在します。

今回は、その中でも「とりあえずこれを買っておけば間違いない!」という王道の名盤をセレクトしました。

個性の強い演奏や、独特の解釈がされた演奏ももちろん聴いていて面白いですが、やはりその楽しみを理解するには、誰もが名盤だと言えるものを聴かないと、その奥深さは体感できないと思います。

シベリウス「ヴァイオリン協奏曲」のCDを買いたいけれど、どれが良いのか分からない…

という、これから初めて名盤を選びたいという方向けの内容となっています。

okemin
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名盤を数多く紹介しているサイトだと、結局どれが良いのか分からないことが多いため、このサイトでは、まずこれを買うべきというディスクを3点まで厳選しています。

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まず買うべき名盤3選

1.オイストラフ(Vn)/オーマンディ(指揮)/フィラデルフィア管弦楽団

オススメ度 ★★★★★

1959年、オイストラフがアメリカを訪れた際に録音された、フィラデルフィア管との決定的名盤。

  • オイストラフの技巧力の高さが感じられる、堂々としながらもリラックスさせられる名演。
  • オイストラフにしかできない、艶のあるふくよかな響きは極上もの。
  • シベリウスが望んだであろう、お手本のようなテンポで聴きやすく、それに乗せるオイストラフの表情も楽しめる。
  • オイストラフの落ち着きある丁寧な演奏によって、終始安定感に満ちた演奏に仕上がっている。
  • 艶やかなオイストラフの響きに乗せるフィラデルフィア管のサウンドも一級品で、この曲の名盤として絶対に外せない一枚。
okemin
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この曲の名盤として外せないのがオイストラフ盤でしょう。落ち着いた丁寧な演奏でリラックスして楽しめます。バックのフィラデルフィア管もカンペキ。

2.バティアシュヴィリ(Vn)/バレンボイム(指揮)/シュターツカペレ・ベルリン

オススメ度 ★★★★

バティアシュヴィリの端正でロマンティック、格調高く凛としたシベリウスは必聴もの。

  • バティアシュヴィリの知性や大人っぽさの加わった、まるで詩を詠うかのような大人のストーリーを味わわせる名演。
  • バレンボイム率いるオーケストラも安定感をもち、バティアシュヴィリを絶妙に支えており、全体的に安心して聴ける演奏。
  • テンポは全体的に抑えられており、その分この曲の細部まで緻密に演奏されている印象。
  • カップリングのチャイコフスキーも含め、比較的若い年齢で録音する曲だが、30代になって録音したバティアシュヴィリだからこそできる芳醇な音色を楽しめる。
okemin
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バティアシュヴィリにとって2回目のシベリウス録音となった一枚です。前盤も人気が高いですが、それより大人らしさに満ちた落ち着きある本作のほうがオススメです。

3.チョン・キョンファ(Vn)/プレヴィン(指揮)/ロンドン交響楽団

オススメ度 ★★★★☆

韓国が生んだ世界的なヴァイオリニスト、チョン・キョンファの衝撃のデビュー録音となった名盤。

  • 当時22歳、チョン・キョンファのデビュー作ということで、彼女の初々しさが躍動感の演奏でひしひしと伝わってくる。
  • プレヴィン指揮の引き締まったオーケストラは緊張感を生み出し、その上で奏でられる若々しさのギャップがたまらない。
  • ライヴ演奏までには至らないものの、臨場感のあるダイナミックな演奏を楽しめる一枚。
  • 録音の質は良いとは言えず、ところどころノイズも聴こえてしまうのがもったいない。
okemin
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今では巨匠となったチョン・キョンファのデビュー・アルバムも名盤として外せないでしょう。衝撃的なインパクトを世界に与えた一枚です。

まとめ

Q
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲の名盤は?
A
  • オイストラフ(Vn)/オーマンディ(指揮)/フィラデルフィア管弦楽団
  • バティアシュヴィリ(Vn)/バレンボイム(指揮)/シュターツカペレ・ベルリン
  • チョン・キョンファ(Vn)/プレヴィン(指揮)/ロンドン交響楽団

ヴァイオリニストならこの曲を必ず録音するといってもいいくらい、数多くのディスクが存在する曲ですが、中でも最初にオススメしたいのが上記の3作になります。

この曲は、多くがチャイコフスキーとのカップリング収録になっていますが、デビュー作あるいは20代の若い時に録音される傾向が強いです。

若い年代の録音であれば、チョン・キョンファの衝撃デビュー作となった一枚。30代になって大人っぽさも楽しめる録音であれば、バティアシュヴィリ。巨匠で成熟された録音であれば、オイストラフでしょう。

どの録音も、バックは巨匠指揮者と名オーケストラが支えており、協奏曲として充実感のある演奏を楽しめます。

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