【絶対聴くべき】カラヤンの最高傑作名盤5選【900枚から厳選】

サムネイル 名盤紹介
スポンサーリンク

生涯で1,100曲を録音し、900枚にも及ぶアルバムをこの世に遺した“帝王”カラヤン。

今回は、そんなカラヤンのディスクから「これは聴くべき」と言える傑作のディスクを紹介します。

無論、カラヤンの録音はほとんどクオリティが高く、特にベートーヴェンやブラームスなどに関しては「とりあえずカラヤン盤を買っておけば間違いなし」とも言われています。

私も「とりあえずカラヤン盤を買おう」のスタイルでいましたが、実際のところ「具体的に何が良いの?」と訊かれると、あやふやなところもありました。

そこで、自分自身の備忘も兼ねて、特にお気に入りのディスクから、ポイントも挙げつつ紹介していこうと思います。

この記事を書いた人
オケミン(管理人)

中高吹奏楽部、大学オケに所属し、現在は社会人オケで活動中。
アーティスト・楽団・曲などについて、自分自身の勉強や備忘も兼ねて、2023年2月に当サイトを立ち上げました。
お蕎麦と日本酒が好きです。よろしくお願いします!
★月間25万PV突破(2024年3月)

FOLLOW

クラシック音楽のCD・DVD・書籍を買うなら 楽天ブックス がダントツでオススメ!

★いつでも 送料無料!

楽天ポイントが ザクザク貯まる!

★「あす楽」対象商品なら 翌日お届け!

楽天ブックス お得にお買い物しよう!

スポンサーリンク

カラヤンの最高傑作5選

1.ベートーヴェン 交響曲全集

はい、いきなり出します、ベートーヴェン。

「ベートーヴェンの音楽は、カラヤンを聴いて育った」人も多いのではないでしょうか。

ベートーヴェンの交響曲全集だけでも4枚ありますが、比較的新しいこのディスクは録音も改善されているため、初心者でも聴きやすくオススメの一枚です。

  • 他の追従を許さない、緻密で情熱的な、ベートーヴェンの模範的演奏。
  • カラヤンの録音の中でも比較的新しいため、音質も良く聴きやすい。
  • ライブ録音ではないため、丁寧な録音がされている。
  • ベートーヴェンを追求し続けたカラヤンが、さらに究極の音楽を再現しようとした魂が感じられる。
  • 全体的にテンポが速く爽快なため、良くも悪くもスリムな印象がある。

2.ブラームス 交響曲全集

ベートーヴェンと同じくらい、カラヤンの右に出る者はいないと言われるくらい秀でているのがブラームス作品。

特にこの交響曲全集は、カラヤンのブラームス解釈が最も表れている傑作です。

  • ブラームスの交響曲の決定盤と言っても過言ではない名盤。
  • とても重厚な演奏で、最晩年の円熟したブラームスを感じられる。
  • 表現と技術が共に冴えわたっている絶頂期のカラヤンの演奏が堪能できる。
  • 何回聴いても飽きの来ない素晴らしい演奏。
  • カラヤンらしい緻密さと勢いをもった多彩なアンサンブルが魅力的。

3.チャイコフスキー 交響曲第6番《悲愴》

チャイコフスキー作品はムラヴィンスキー盤が王道ではありますが、彼に並べるのはカラヤンしかいないでしょう。

特に《悲愴》に関しては、ムラヴィンスキーに劣らない強さや愛が感じられ、カラヤンのディスクの中でも人気があります。

  • カラヤンとベルリン・フィルの超絶技巧が頂点に達した演奏。
  • 異様なまでに美しい演奏。それこそ本来の「悲愴」ではないかと考えさせられる。
  • カラヤンの特徴がとても良い方向に出た演奏。
  • 他の指揮者の演奏も聴きたくなるが、最終的にこの演奏に回帰させられる。
  • 自然な音響、カラヤン全盛期の引き締まった統率力がしっかりと表れている。

4.ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番

協奏曲でも数多くのディスクを遺しているカラヤンですが、その中でも特徴的な名盤として知られているのが、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。

これは名盤と言いつつ賛否両論ありますが、ピアノよりカラヤン率いるベルリン・フィルが同等、もしくはそれ以上のサウンドを出してくるのが特徴的です。

  • カラヤン×ベルリン・フィルの重厚な演奏が、ワイセンベルクのピアノを完璧にサポートしている。
  • 頭を空っぽにさせられるような、ワイセンベルク×ベルリン・フィルの豪快な演奏が魅力的。
  • 鬼気迫るような情熱的で繊細なピアノが、ワイセンベルクのラフマニノフ音楽の象徴であり、ベルリン・フィルとも絶妙に絡んでいる。
  • ピアノとオーケストラのバランスが対等に聴こえるため、ソロという感じはあまりない。

5.オペラ序曲・間奏曲集

舐めてはいけないのが、オペラの序曲・間奏曲集。

これも秀でた名盤で、カラヤンの傑作に数えられます。

  • 美しい曲のラインナップで、車の運転中より部屋でじっくり聴いて味わうのにオススメ。
  • 交響曲のみならず、このような小品曲にも全身全霊で向き合うカラヤンの真摯さと情熱さが感じられる。
  • 録音にばらつきがあるため、一部の曲に関しては録音が不十分で聞きづらさがある。
  • 特に『椿姫』第3幕前奏曲、『タイスの瞑想曲』に関しては、これ以上の演奏はないであろう涙ものの名演。

まとめ

カラヤンの最高傑作として、5枚のディスクを紹介しました。

  • ベートーヴェン 交響曲全集
  • ブラームス 交響曲全集
  • チャイコフスキー 交響曲第6番《悲愴》
  • ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
  • オペラ前奏曲、間奏曲集

900枚近くあるディスクの中から5枚を厳選するのは至難の業ですし、カラヤン盤はどれも傑作と呼んでも過言ではありません。

人によって全く異なる傑作5枚が出てきてもおかしくはありませんので、ぜひオススメの5選があれば教えてください。

タイトルとURLをコピーしました