【絶対買うべき】チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」の名盤3選

サムネイル 名盤紹介
スポンサーリンク

クラシック音楽の名曲である、チャイコフスキー「交響曲第6番 悲愴」の名盤を3つご紹介させていただきます。

この記事を書いた人
オケミン(管理人)

中高吹奏楽部、大学オケに所属し、現在は社会人オケで活動中。
アーティスト・楽団・曲などについて、自分自身の勉強や備忘も兼ねて、2023年2月に当サイトを立ち上げました。
お蕎麦と日本酒が好きです。よろしくお願いします!
★月間25万PV突破(2024年3月)

FOLLOW

言わずとしれたチャイコフスキーの名曲ですが、それ故にこの曲のCDは、王道からレア物まで数多く存在します。

今回は、その中でも「とりあえずこれを買っておけば間違いない!」という王道の名盤をセレクトしました。

個性の強い演奏や、独特の解釈がされた演奏ももちろん聴いていて面白いですが、やはりその楽しみを理解するには、誰もが名盤だと言えるものを聴かないと、その奥深さは体感できないと思います。

チャイコフスキー「交響曲第6番 悲愴」のCDを買いたいけれど、どれが良いのか分からない…

という、これから初めて名盤を選びたいという方向けの内容となっています。

okemin
okemin

名盤を数多く紹介しているサイトだと、結局どれが良いのか分からないことが多いため、このサイトでは、まずこれを買うべきというディスクを3点まで厳選しています。

クラシック音楽のCD・DVD・書籍を買うなら 楽天ブックス がダントツでオススメ!

★いつでも 送料無料!

楽天ポイントが ザクザク貯まる!

★「あす楽」対象商品なら 翌日お届け!

楽天ブックス お得にお買い物しよう!

スポンサーリンク

まず買うべき名盤3選

1.ムラヴィンスキー指揮/レニングラード・フィルハーモニー

オススメ度 ★★★★★

ロシアの伝説の巨匠エフゲニー・ムラヴィンスキーが、ドイツ・グラモフォンに残したチャイコフスキーの名盤。

  • 王道中の王道。これに勝るものは無いともいえる圧巻の演奏。
  • 甘ったるさの微塵もない緊張感溢れる演奏。
  • 女々しさ皆無とも言えるチャイコフスキーの音楽に対して、厳しさだけでなく優しさもたまらなく表現されている。
  • センチメンタルとは無縁の厳しい彫琢がなされた演奏。
  • 100年、200年後も名盤として君臨し続けるディスク。
okemin
okemin

チャイコフスキーの交響曲を聴くなら絶対に外せない名盤。終始緊張感があり、鳥肌が立ちます。

2.カラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

オススメ度 ★★★★

優美さのなかにも沈潜する悲愴感を見事に表現した、カラヤンの美学が端的に示された名盤。

  • カラヤンとベルリン・フィルの超絶技巧が頂点に達した演奏。
  • 異様なまでに美しい演奏。それこそ本来の「悲愴」ではないかと考えさせられる。
  • カラヤンの特徴がとても良い方向に出た演奏。
  • 他の指揮者の演奏も聴きたくなるが、最終的にこの演奏に回帰させられる。
  • 自然な音響、カラヤン全盛期の引き締まった統率力がしっかりと表れている。
okemin
okemin

ムラヴィンスキーの対抗馬はカラヤンしかいない。ベルリン・フィルならではの重厚な表現で、悲愴さがより滲み出ています。

3.ペトレンコ指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

オススメ度 ★★★★

2017年3月、次期首席指揮者に選出後に初めて共演した際のライヴ収録。

  • ペトレンコ指揮となったこの演奏は、これまでの名盤のどれとも異なる、破綻の無い素晴らしい作品。
  • これまでのベルリン・フィルと異なり、高音が伸びており、しなやかで優しく、温かい音色に感じられる。
  • 特に第4楽章終結部に至るまでの、うねるように何度も押し寄せてくる圧倒的な高揚感は凄まじい。
  • ピアニッシモとフォルテに真剣にこだわった演奏。
  • 良くも悪くも忠実に作曲家の楽譜を演奏した演奏。初めて聴くには良いが、物足りなさを感じる面もある。
okemin
okemin

近年の録音ではペトレンコ盤がオススメ。忠実な演奏ですので、初心者には聴きやすく感じられると思います。

まとめ

Q
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」の名盤は?
A
  • ムラヴィンスキー指揮/レニングラード・フィルハーモニー
  • カラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  • ペトレンコ指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

チャイコフスキー交響曲の名盤といえば、ムラヴィンスキー指揮/レニングラード・フィル一択で間違いないと言えます。

ロシア音楽において帝王ともいえる彼が率いるレニングラード・フィルの演奏は、徹底的に統率されたアンサンブルと、ロシア人の魂ともいえる圧巻のボリュームが、この曲でも堂々と表れています。

対抗馬として、ベルリン・フィルの2枚を推奨します。言わずと知れた帝王・カラヤン指揮と、今のベルリン・フィルを率いるペトレンコを対照的に聴いてみると面白いでしょう。

カラヤンの重厚さを持った音楽と、ペトレンコのしなやかで優美さがある音楽で、同じベルリン・フィルとは思えない対照さが楽しめると思います。

タイトルとURLをコピーしました