ピティナステップのコメント、60字の枠にどのような文章を書いたら良いか悩みますよね。
どんなことを書いたら魅力的に伝わるか分からない…
伝えたいことがありすぎて、60字では収まりきらないわ…
ピティナステップに臨む方であれば、ここで書く60字、何度経験しても悩みますよね。
ある人は曲の紹介、ある人は意気込み…。いろいろな生徒さんのコメントを聞いていると、何が正解か分からなくなってしまいがちです。
そこで本記事では、ピティナステップのコメントの書き方について、オススメの内容を例文と併せてご紹介していきます。
ただ例文を出すだけでなく、具体的な話の構成を踏まえて解説しますので、自分なりにアレンジして気持ちを伝えてみてくださいね。
もう少しボリュームのあるコメントを書く必要のある、ピアノ発表会にオススメの演奏前コメント例文は、コチラの記事で解説しています。
ピアノ発表会に来てくれた人へのお礼メッセージの書き方は、コチラの記事で解説しています。
ピティナステップのコメントの魅力的な書き方
ピティナステップのコメントで何を書けば分からない時は、以下の構成で文章を考えてみましょう。
- 選曲の理由や聴きどころ
- 今日の意気込み
ピティナステップのコメントは、60字という制限がありますので、前半と後半でそれぞれ30字程度で書くことをオススメします。
演奏前のコメントは、フィクションではなくノンフィクション。
つまり、白紙の状態から考えず、上記の質問に対して自分の率直な思いを綴れば良いと思えば、割りとすんなり文章が思いつくと思います。
また、わざわざ演奏前にコメントをする目的は、ただお客さんに曲の紹介や「頑張ります」と宣言するためだけではありません。
これまでの日々の練習やこれからの目標、家族や先生への感謝の思いなど、改めて自分の気持ちを整理するということが、演奏前にコメントをする一番の目的です。
それでは、各ポイントについて、例文も併せて詳しく紹介していきます。
1.選曲の理由や聴きどころ
目安:30字程度
前半は、今回のピティナステップで演奏する曲について紹介をするようにしましょう。
注意点として、お客さんは、曲の詳しい紹介(作曲者についてや、曲の構成など)については、正直あまり興味ないと思います。
それより知りたいのは、「なぜこの曲を選んだのか」「この曲で聴いてほしいポイントはどこか」の2点になります。
選曲に自分なりの深い理由があるのであれば、心を込めて伝えましょう。
一方で、先生から課題曲で出されただけであれば、先生があなたにこの曲を指定した理由が何かあるはずです。それは技術的な面かもしれませんし、表現的な面かもしれません。
これまでの練習で、どこを一番頑張ってきたかも踏まえて、この曲の聴きどころを整理してみましょう。
- 仕事で忙しい中でも、時々演奏して心を休めていた大切な曲です。
- 病気の主人の前で演奏すると、とても喜んでくれる曲です。
- 後半の急流のような激しい旋律が、難しいですが聴きどころです。
- 右手も左手も難易度の高い旋律で、アップテンポで聴き応えがあります。
- ダイナミクスの幅が広く、強弱を使った練習を特に頑張ってきました。
2.今日の意気込み
目安:30字程度
そして後半には、これまでの日々の練習のこと、曲に対する思い入れなどを踏まえて、今日の意気込みを述べましょう。
「こういう気持ちで演奏するから是非聴いて!」とお客さんに伝える言葉ではありますが、演奏前に読み上げられるコメントを聞いて「こういう気持ちで演奏するぞ!」と、自分に気合を入れられるような一言を考えてみましょう。
- 自分らしい音を奏で、心地よく演奏できたらいいなと思います。
- 皆様の前で演奏できることに感謝しながら弾きたいと思います。
- 家族や先生に感謝の気持ちを込めて、頑張って演奏します。
- 皆様の心が温まるような演奏ができるよう弾きたいと思います。
- 大好きなピアニストのように、心を込めて演奏したいと思います。
まとめ
ピティナステップのコメントの書き方の例文をご紹介してきました。
ピティナステップのコメントで何を書いたら良いか分からない時は、以下の構成で文章を考えてみましょう。
- 選曲の理由や聴きどころ
- 今日の意気込み
演奏前コメントはお客さんに伝えるだけのように思われがちですが、奏者であるあなたにとっても大切なものです。
- 自分の気持ちを整理するため
- 演奏前に自分に気合を入れるため
上記が、ピティナステップでコメントを書く必要のある大きな理由かなと、私は考えています。
本記事で紹介した例文も参考にしながら、是非自分なりにアレンジして素敵なコメントを考えてみてくださいね。
もう少しボリュームのあるコメントを書く必要のある、ピアノ発表会にオススメの演奏前コメント例文は、コチラの記事で解説しています。
ピアノ発表会に来てくれた人へのお礼メッセージの書き方は、コチラの記事で解説しています。