【絶対買うべき】ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番の名盤3選

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クラシック音楽の名曲である、ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」の名盤を3つご紹介させていただきます。

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オケミン(管理人)

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言わずとしれたラフマニノフの名曲ですが、それ故にこの曲のCDは、王道からレア物まで数多く存在します。

今回は、その中でも「とりあえずこれを買っておけば間違いない!」という王道の名盤をセレクトしました。

個性の強い演奏や、独特の解釈がされた演奏ももちろん聴いていて面白いですが、やはりその楽しみを理解するには、誰もが名盤だと言えるものを聴かないと、その奥深さは体感できないと思います。

ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」のCDを買いたいけれど、どれが良いのか分からない…

という、これから初めて名盤を選びたいという方向けの内容となっています。

okemin
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名盤を数多く紹介しているサイトだと、結局どれが良いのか分からないことが多いため、このサイトでは、まずこれを買うべきというディスクを3点まで厳選しています。

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まず買うべき名盤3選

1.ラフマニノフ(p)/ストコフスキー(指揮)/フィラデルフィア管弦楽団

オススメ度 ★★★★★

1929年のラフマニノフ自作自演の録音。一度は耳にしておきたい歴史的名盤。

  • 自作自演ということで、作曲家自身の解釈や熱量は相当伝わってくる。
  • 手が大きかったラフマニノフらしく、難しい技巧も一音一音はっきりと聴こえる。
  • まさしくこの曲で訴えたいメッセージの本質を貫いているかのような演奏。いくら技術のあるピアニストでも表現できない。
  • 録音が古く聴きづらいのは否めないが、作曲家自身の演奏というものに相当な価値がある。
  • 鑑賞盤というより、記録盤として持っておいても良い一枚。
okemin
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今日、自作自演がベストの演奏というわけではありませんが、自作自演に勝る価値はありません。この曲が好きならば、一度は聴いておきたい演奏です。

2.アシュケナージ(p)/コンドラシン(指揮)/モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団

オススメ度 ★★★★

アシュケナージが26歳の時に録音した、十八番といえるラフマニノフのピアノ協奏曲集。

  • 若きアシュケナージが爽快さと切なさを見事に表現した名演。
  • アシュケナージらしいキレの良い演奏はもちろん、劇的な表現力も見事で聴き応えがある。
  • 哀愁を帯びた旋律は、胸に迫るほど繊細に切なく演奏されている。
  • 癒されたい時のBGMではない、アシュケナージの確固たる熱意が締まった名演。
okemin
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個人的にアシュケナージは、ラフマニノフ音楽を表現するパーフェクトなピアニストだと思っています。若き頃のアシュケナージから、既にその実力は際立っています。

3.ワイセンベルク(p)/カラヤン(指揮)/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

オススメ度 ★★★★

主役ワイセンベルク以上に、カラヤンの伴奏のうまさが際立つ名演。

  • カラヤン×ベルリン・フィルの重厚な演奏が、ワイセンベルクのピアノを完璧にサポートしている。
  • 頭を空っぽにさせられるような、ワイセンベルク×ベルリン・フィルの豪快な演奏が魅力的。
  • 鬼気迫るような情熱的で繊細なピアノが、ワイセンベルクのラフマニノフ音楽の象徴であり、ベルリン・フィルとも絶妙に絡んでいる。
  • ピアノとオーケストラのバランスが対等に聴こえるため、ソロという感じはあまりない。
okemin
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ピアノがオーケストラの前に立つのではなく、オーケストラの中で演奏しているような録音です。賛否はあると思いますが、個人的には推奨したい名演の一つです。

まとめ

Q
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番は誰の演奏がいい?
A
  • ラフマニノフ(p)/ストコフスキー(指揮)/フィラデルフィア管弦楽団
  • アシュケナージ(p)/コンドラシン(指揮)/モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
  • ワイセンベルク(p)/カラヤン(指揮)/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

この曲の名盤は多数あるため、名盤に選ぶ好みも多く分かれることが多い曲です。

やはり名盤として挙げなくてはいけないのは、ラフマニノフ自身による演奏。録音はかなり古いため聴きづらいかもしれませんが、ラフマニノフの音楽が好きであれば絶対聴いておきたい、そして記録用としても持っておきたい一枚です。

対するアシュケナージは、ラフマニノフの音楽をパーフェクトに奏でられる名ピアニスト。彼の情熱的な演奏の中に、繊細な切なさも存分に込められており、聴けば聴くほど感動する一枚です。

最後のワイセンベルク盤は、どちらかというとカラヤン×ベルリン・フィルに焦点があてられています。オケの重厚さの中にワイセンベルクのピアノがマッチして、これまでにはないこの曲の新たな魅力を感じさせる一枚です。

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