【厳選】ドヴォルジャーク:交響曲第9番「新世界より」の名盤3選

サムネイル 名盤紹介
スポンサーリンク

クラシック音楽の名曲である、ドヴォルジャーク「交響曲第9番 新世界より」の名盤を3つご紹介させていただきます。

この記事を書いた人
オケミン(管理人)

中高吹奏楽部、大学オケに所属し、現在は社会人オケで活動中。
アーティスト・楽団・曲などについて、自分自身の勉強や備忘も兼ねて、2023年2月に当サイトを立ち上げました。
お蕎麦と日本酒が好きです。よろしくお願いします!
★月間25万PV突破(2024年3月)

FOLLOW

言わずとしれたドヴォルジャークの名曲ですが、それ故にこの曲のCDは、王道からレア物まで数多く存在します。

今回は、その中でも「とりあえずこれを買っておけば間違いない!」という王道の名盤をセレクトしました。

個性の強い演奏や、独特の解釈がされた演奏ももちろん聴いていて面白いですが、やはりその楽しみを理解するには、誰もが名盤だと言えるものを聴かないと、その奥深さは体感できないと思います。

ドヴォルジャーク「交響曲第9番 新世界より」のCDを買いたいけれど、どれが良いのか分からない…

クラシック音楽のCD・DVD・書籍を買うなら 楽天ブックス がダントツでオススメ!

★いつでも 送料無料!

楽天ポイントが ザクザク貯まる!

★「あす楽」対象商品なら 翌日お届け!

楽天ブックス お得にお買い物しよう!

スポンサーリンク

まず買うべき名盤3選

1.ノイマン指揮/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

オススメ度 ★★★★★

同郷チェコの巨匠ノイマンとチェコ・フィルの堂々たる演奏は、他の追随を許さない王道中の王道。

  • テンポも的確でオケの状態も良く、この交響曲の演奏の中では間違いなくダントツ。
  • 古い録音だが音質が良い。
  • 2楽章の有名なメロディーは、遅いテンポでゆったりととても深く響かせている。
  • 一方で3楽章はのびのびと軽やかで聴き心地が良い。
  • 爆音という演奏ではないので、物足りなさもあるかもしれないが、それがチェコ・フィルの良さでもある。
okemin
okemin

ドヴォルジャークといえば外せないチェコ・フィル。良い意味で派手さのない田舎っぽさが、ドヴォルジャークの音楽にマッチしています。

2.ケルテス指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

オススメ度 ★★★★

ハンガリー生まれの名指揮者ケルテスが名門ウィーン・フィルを指揮した演奏。彼の才能を世に知らしめた名盤。

  • 「新世界より」の代表的名演として知られるケルテス指揮/ウィーン・フィルは、何度聴いても飽きない美しい演奏。
  • 押しつけ感のない心地よい音楽は、名演と呼ぶに相応しい。
  • 迫力のある推進力、豊かな表現、すべてのパーツが生き生きと聴こえてくるような構成力。
  • 若い颯爽とした指揮者を、ウィーン・フィルが実に柔軟に芯のある演奏を繰り広げている。
  • 他のディスクと比較すると、録音の古さが感じられてしまう。
okemin
okemin

美しく伸びやかな演奏を引き出しているケルテス盤は、颯爽とした新鮮味溢れるサウンドでこの曲の雰囲気とマッチしています。

3.佐渡裕指揮/ベルリン・ドイツ交響楽団

オススメ度 ★★★☆☆

2008年10月、ベルリン・フィルハーモニーでの定期演奏会のライヴ・レコーディング盤。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ドヴォルザーク:交響曲第9番≪新世界より≫ [ 佐渡裕 ]
価格:2,503円(税込、送料無料) (2023/3/21時点)

  • 第1楽章のクライマックスでの素晴らしい加速には体が震える。
  • 個性を出しつつも、決して雑にならない演奏。
  • この曲のロマン性を極限まで表現している。
  • この曲独特のノスタルジックな抒情性は希薄ながらも、明るい色調には魅力を出している。
  • 佐渡裕ならではの「激情型」とは一線を画した、冷静なスタイルを感じさせる。
okemin
okemin

佐渡裕といえば情熱的なサウンドがイメージされますが、この盤はどちらかというと冷静さがあって聴き心地が良いです。

まとめ

Q
ドヴォルジャーク:交響曲第9番「新世界より」の名盤は?
A
  • ノイマン指揮/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
  • ケルテス指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 佐渡裕指揮/ベルリン・ドイツ交響楽団

ドヴォルジャークの演奏を聴くなら、王道はやはりチェコ・フィルになるだろう。

中でもノイマン指揮は、この曲の持つ派手な部分をあまり表に出さず、終始控えめさも感じさせる演奏ではあるが、それがドヴォルジャークやボヘミアの民族が持つスタイルのようにも感じられ、聴き心地が良い。

一方でウィーン・フィルやベルリンドイツ響は、出すところは出す演奏スタイルでコントラストをくっきりと明示されているので、曲が立体的に楽しめる。

タイトルとURLをコピーしました