【厳選】ブラームス:ピアノ協奏曲第1番の名盤3選【絶対買うべき】

サムネイル 名盤紹介
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クラシック音楽の名曲である、ブラームス「ピアノ協奏曲第1番」の名盤を3つご紹介させていただきます。

この記事を書いた人
オケミン(管理人)

中高吹奏楽部、大学オケに所属し、現在は社会人オケで活動中。
アーティスト・楽団・曲などについて、自分自身の勉強や備忘も兼ねて、2023年2月に当サイトを立ち上げました。
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言わずとしれたブラームスの名曲ですが、それ故にこの曲のCDは、王道からレア物まで数多く存在します。

今回は、その中でも「とりあえずこれを買っておけば間違いない!」という王道の名盤をセレクトしました。

個性の強い演奏や、独特の解釈がされた演奏ももちろん聴いていて面白いですが、やはりその楽しみを理解するには、誰もが名盤だと言えるものを聴かないと、その奥深さは体感できないと思います。

ブラームス「ピアノ協奏曲第1番」のCDを買いたいけれど、どれが良いのか分からない…

という、これから初めて名盤を選びたいという方向けの内容となっています。

okemin
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名盤を数多く紹介しているサイトだと、結局どれが良いのか分からないことが多いため、このサイトでは、まずこれを買うべきというディスクを3点まで厳選しています。

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まず買うべき名盤3選

1.グリモー(pf)/ネルソンス(指揮)/バイエルン放送交響楽団

オススメ度 ★★★★★

フランス出身のピアニスト、エレーヌ・グリモーによる人気の高いライブ録音。

  • フランス出身のグリモーらしい、独特で繊細なタッチは、まるでドビュッシーのように感じる。
  • せかせかした激しさではなく、どっしりとした重厚感あるピアノの響きが感じられる。
  • ドイツ的なガッチリとした構築さは良い意味であまりなく、どちらかというと内に秘めた美をロマンティックに追求した印象。
  • ネルソンス率いるオケがやや抑え気味でかしこまっている演奏をしているため、グリモーのフランス気質に完璧にマッチしているとは言い難い点もある。
  • ブラームスの音楽をここまで優美で繊細に奏でるのは、グリモーがトップクラスとも言える。
okemin
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ジャケ買いして終わりではない(笑)、ブラームスのピアノ協奏曲の中でもトップクラスの名盤と言えるグリモー盤。ドイツ音楽をここまでロマンティックに奏でた演奏は必聴です。

2.ギレリス(pf)/ヨッフム(指揮)/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

オススメ度 ★★★★

エミール・ギレリスの面目躍如たる圧倒的な名演。

  • ギレリスの録音の中でもトップクラスの人気を誇る一枚。
  • 難攻不落のような、ガッチリとした芯のある演奏。これぞドイツ音楽を感じさせる。
  • ベルリン・フィルの演奏も、まるで氷山にいるかのような、骨のある堂々とした響きを奏でており、ギレリスの音楽ともマッチしている。
  • 交響曲第1番を感じさせるような重厚感ある演奏で、ブラームスの真髄を楽しめる名盤。
okemin
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ブラームスらしいガッチリとした音楽を楽しみたいのであれば、ギレリス盤がオススメ。これほどまでに重厚感ある演奏は、彼とベルリン・フィルだからこそできるでしょう。

3.ルービンシュタイン(pf)/ズービン・メータ(指揮)/イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団

オススメ度 ★★★☆☆

巨匠・ルービンシュタインが引退を表明した1976年、89歳の時にデッカに残した一枚。

  • ルービンシュタインの最後の録音となった伝説的、かつ今なお名盤に挙げられる一枚。
  • 巨匠らしい堂々とした演奏は、ブラームスの音楽をこれでもかと教えてくれる。
  • テクニックこそ全盛期より衰えているが、表現力は最高に熟しており、技術より表現を楽しむのにオススメ。
  • 第3楽章は勢いだけで弾いている演奏もあり、ミスも目立つ。しかし、89歳の熱量だと思うと実に感動的。
okemin
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この曲の名盤として外せないのがルービンシュタイン盤。技術こそ衰えていますが、89歳がこれだけ情熱的なブラームスを奏でたと思うと、上手い下手ではない感動を覚えます。

まとめ

Q
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番の名盤は?
A
  • グリモー(pf)/ネルソンス(指揮)/バイエルン放送交響楽団
  • ギレリス(pf)/ヨッフム(指揮)/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  • ルービンシュタイン(pf)/ズービン・メータ(指揮)/イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団

この曲の名盤として人気が高いのは、グリモー盤とギレリス盤ですが、演奏の特徴は正反対ですので、この2枚を聴き比べることをオススメします。

フランス出身のグリモーらしい、ロマンティックで繊細なブラームスと、これぞドイツ音楽を感じさせるガッチリとしたギレリス盤。いずれも、ブラームスの内に秘めたものに究極なほど迫った解釈で演奏されており、どちらも納得できてしまうのが面白いです。

また、ルービンシュタイン最後の録音となった一枚も名盤としては外せません。89歳が人生を語るかのような、情熱的なブラームスも必聴です。

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