「N響の退歩を感じる演奏だった…」第1985回B定期の感想まとめ

NHK交響楽団 第1985回定期公演Bプログラム

日時：2023年5月25日(木) 19:00開演

会場：サントリーホール

指揮：ファビオ・ルイージ

独奏：福川伸陽(Hr)

・ハイドン／交響曲第82番《熊》

・モーツァルト／ホルン協奏曲第3番

・ベートーヴェン／交響曲第6番《田園》

感想まとめ

ルイージ指揮 N響B2
ダレがちな古典派名曲プロなのにとても上質。欧米の識者にブラインドで聴かせてどこのオケだと思うか訊いてみたい。前半ハイドン82番。冒頭から美しい響き。清潔で闊達。福川伸陽のモーツァルト/ホルン協3番。上手くてデリケート。Rシュトラウスも聴きたい。

— IKATEN (@SeicheAnge) May 25, 2023

後半はベートーヴェンの「田園」
どれも素晴らしかった。第一バイオリンの美しい旋律を身体中に浴びながら、最高のひとときでした。
本当に美しい！！#nhkso #N響 https://t.co/v5IEiGDULb pic.twitter.com/TaYP9PlgDl

— Hodaka Mizuki (@Mizuki_Hodaka) May 25, 2023

#N響 #NHKSO
5月B定期
ハイドンの「くま」。何十年かぶりに聞いた。
第4楽章の伴奏、ウォー ウォーとクマの嘶きに似た音型が楽しい。
プログラムには、熊に芸をさせるときの鞭の音、と書いてあったが、私の記憶と異なる。

— K-KIT (@k0kit0junpy) May 25, 2023

後半の田園は随所にハッとするフレージングがあった。前半から弦と木管の柔らかさが際立ち、後半の嵐もうるさい感じはなく、どこまでも聴き手を包み込むまろやかさ。植松さんの打ち込みも見事。ルイージ仕掛ける「N響独墺音楽再発見の旅」の一環なのだろう、伝統の響きをアップデートしていく試み。→

— Joshua (@Joshua_Kawasaki) May 25, 2023

2023.5.25 N響B定期@溜池
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン揃い踏み、ルイージ先生の古典音楽講座という感じでした。疲れた心とカラダが癒されるN響らしい演奏。田園は5楽章それぞれに景色が変化し40分があっという間。優しすぎる弦の音色。それを邪魔する二階席？のハウリングのみ残念😭 pic.twitter.com/b51JPNQTMa

— Cacuun (@Cacuun777) May 25, 2023

ルイージN響の充実。聴き手である自分自身の変化、特に晴れオケの影響少なからずだが、フル・オーケストラでのこの田園は、若き日に聴いたマゼール指揮ウィーンフィルの感動を超える。それにつけても隣人はじめ高齢会員の離席の疾きこと…。ま、分かる人には分かるゆえ、気にしない、気にしない☺ pic.twitter.com/pPk8FF5uUR

— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) May 25, 2023

ルイージ/N響。ベートーヴェン交響曲6番《田園》はカラッと明るく、いかにもイタリアらしい田園生活だ。速めのテンポ、伸びやかな歌。所々ピリオド・テイストを加味して澄んだ響きを創り出す。2楽章終盤の鳥の声の細やかなニュアンスもいい。終楽章では上間客演首席のHrが冴えわたって見事。 #nhkso pic.twitter.com/m40uqGTJap

— Kazuhiko TAKEO (@kazut0323) May 25, 2023