【厳選】ドヴォルジャーク:交響曲第8番の名盤3選【絶対買うべき】

サムネイル 名盤紹介
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クラシック音楽の名曲である、ドヴォルジャーク「交響曲第8番」の名盤を3つご紹介させていただきます。

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オケミン(管理人)

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言わずとしれたドヴォルジャークの名曲ですが、それ故にこの曲のCDは、王道からレア物まで数多く存在します。

今回は、その中でも「とりあえずこれを買っておけば間違いない!」という王道の名盤をセレクトしました。

個性の強い演奏や、独特の解釈がされた演奏ももちろん聴いていて面白いですが、やはりその楽しみを理解するには、誰もが名盤だと言えるものを聴かないと、その奥深さは体感できないと思います。

ドヴォルジャーク「交響曲第8番」のCDを買いたいけれど、どれが良いのか分からない…

という、これから初めて名盤を選びたいという方向けの内容となっています。

okemin
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名盤を数多く紹介しているサイトだと、結局どれが良いのか分からないことが多いため、このサイトでは、まずこれを買うべきというディスクを3点まで厳選しています。

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まず買うべき名盤3選

1.カラヤン指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

オススメ度 ★★★★★

1985年初頭の録音。堅固な構成に基づいた力感の漲る雄弁にして壮麗な、巨匠・カラヤン円熟期の白熱した名演奏。

  • ドヴォルジャークの音楽を根底から覆す素晴らしい演奏。
  • 音はもちろん、テンポ、リズム、流れるような音楽は、まさにカラヤンならではのもの。カラヤンの凄さを感じられる。
  • 良くも悪くも、カラヤンの気迫が曲を押しつぶすかのような箇所もある。
  • こってりしたイメージの強いウィーン・フィルだが、カラヤンが振ると颯爽として聴こえる。
  • この曲を演奏した指揮者の中で、彼が一番優雅で美しいのではないかと思う。
okemin
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癖がない上に優美で極上のサウンドを響かせるカラヤン×ウィーン・フィルが一番オススメです。

2.クーベリック指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

オススメ度 ★★★★

ドイツを中心に国際的に活躍したクーベリックの指揮。ベルリン・フィルは、ドイツのオーケストラとしては初めてドヴォルザークの交響曲全曲録音を成し遂げた。

  • バランスの取れた良い演奏。特に第4楽章のトロンボーンが最高に印象的。
  • 繊細なところもあり、鳴らすところは鳴らす、という感じ。
  • 第3楽章のスラヴ・ワルツは、しなやかな弦から導き出されるメロディが哀愁に満ちて優美で素晴らしい。
  • 単にお国ものなどというスタンスではなく、インターナショナルで普遍的な格調高い演奏。
  • 理の勝った、男性的な名演奏。
okemin
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ベルリン・フィルといえばカラヤン盤のイメージをが強いですが、この曲のクーベリック盤も外せない名盤です。

3.ノイマン指揮/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

オススメ度 ★★★★

格調高い表現の中に豊かな民族的情感がにじみ出た、正調ドヴォルザークの決定盤。

  • チェコ・フィルの燻し銀の響きを堪能できる。
  • カラヤンはじめ巨匠の強烈な個性を発揮した演奏よりも、このような自然な、その土地から生まれて花開いたような音楽も好ましい。まさしく、その土地の人全体の感情の総和みたいな音楽。
  • 牧歌的な部分があり、燻し銀と言われるチェコ・フィルの音色もあり、良い意味でアナログ的な手作りの演奏が聴ける。
  • ノイマンの特色である弦楽器と木管楽器の絶妙なバランス感覚を味わえる。
  • 洗練された演奏と言うよりは、荒々しい印象もところどころ受ける。
okemin
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ドヴォルジャークを聴くなら、やはりノイマン×チェコ・フィルは外せません。サウンドはベルリン・フィルなどより劣りますが、良い意味で田舎っぽさ感じられる音色は極上。

まとめ

Q
ドヴォルザーク:交響曲第8番の名盤は?
A
  • カラヤン指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • クーベリック指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  • ノイマン指揮/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

ドヴォルジャークの牧歌的で素朴なボヘミアの音楽を味わうのであれば、チェコ・フィルの演奏が一番魅力に感じられます。

中でもノイマン指揮の演奏は、カラヤンなど巨匠よりは魅力が劣るものの、繕わず洗練された丁寧なボヘミアの音楽を楽しめるでしょう。

一方で、やはりカラヤンは偉大。今回のウィーン・フィルとの演奏も圧倒的なクオリティで音質も良いのでオススメです。

頑固者の固い演奏となることもあるウィーン・フィルですが、カラヤンが振ればチェコの音楽も優雅で軽快なサウンドに仕上がります。

今回は音質の面を考慮して、カラヤン指揮を推奨したいと思います。

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