【絶対買うべき】メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲の名盤3選

サムネイル 名盤紹介
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クラシック音楽の名曲である、メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」の名盤を3つご紹介させていただきます。

この記事を書いた人
オケミン(管理人)

中高吹奏楽部、大学オケに所属し、現在は社会人オケで活動中。
アーティスト・楽団・曲などについて、自分自身の勉強や備忘も兼ねて、2023年2月に当サイトを立ち上げました。
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言わずとしれたメンデルスゾーンの名曲ですが、それ故にこの曲のCDは、王道からレア物まで数多く存在します。

今回は、その中でも「とりあえずこれを買っておけば間違いない!」という王道の名盤をセレクトしました。

個性の強い演奏や、独特の解釈がされた演奏ももちろん聴いていて面白いですが、やはりその楽しみを理解するには、誰もが名盤だと言えるものを聴かないと、その奥深さは体感できないと思います。

メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」のCDを買いたいけれど、どれが良いのか分からない…

という、これから初めて名盤を選びたいという方向けの内容となっています。

okemin
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名盤を数多く紹介しているサイトだと、結局どれが良いのか分からないことが多いため、このサイトでは、まずこれを買うべきというディスクを3点まで厳選しています。

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まず買うべき名盤3選

1.ヒラリー・ハーン(Vn)/ウルフ(指揮)/オスロ・フィルハーモニー管弦楽団

オススメ度 ★★★★★

2002年録音、ヒラリー・ハーンの常人離れした実力と、知的な面影を兼ね備えた音色は必聴。

  • 表情が大きく変化する曲だが、あまり変化しすぎず落ち着いた印象で聴きやすい。
  • テンポはやや速めだが、説得力あり心に追い詰めるような表現力で聴き応えがある。
  • 指が正確に動き、一切音の濁らないヒラリー・ハーンの実力が発揮されている。
  • 感情を抑えたメカニカルな演奏をしつつも、自然と湧き出る感情が感動を呼び込んでいるように感じられる。
  • 曲の本質を見極めて表現するヒラリー・ハーンの素直な気持ちが表れた名演。
okemin
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ヒラリー・ハーンの数あるディスクの中でも人気の高い一枚です。やや感情を抑えた速めの演奏の中にも、彼女の解釈や説得力が込められており、聴いて納得できる演奏です。

2.ハイフェッツ(Vn)/ミュンシュ(指揮)/ボストン交響楽団

オススメ度 ★★★★

世界最高のテクニシャン・ハイフェッツの偉大さを堪能できる一枚。

  • 初心者でもよく分かる、ハイフェッツのテクニックの高さ。一度は聴いておきたい名演。
  • ボストン響の安定した伴奏があるからこそ、ハイフェッツの説得力と迫力のある演奏が際立っている。
  • 第3楽章の、スタートのテンションは抑えておいて、どんどんドライブして最後は大盛りあがりの持っていき方がたまらない。
  • テンポはやや速めで、歌うというよりはテクニックの発揮を重視した演奏にも感じられる。
  • ロマンティックさを避けた演奏で聴きたい人には一番にオススメできる一枚。
okemin
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ハイフェッツ盤も、やや感情を抑えた速めの演奏です。しかしその分、ハイフェッツのテクニックの高さをこれでもかと発揮した演奏となっており、聴き応えがあります。

3.ムター(Vn)/マズア(指揮)/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

オススメ度 ★★★★★

ムターの繊細で丁寧な技術力と、ベテランらしい芯のしっかりとした解釈を楽しめる一枚。

  • カラヤンなど一流指揮者との共演を重ねてきたムターだからこそできる解釈や見識の高さ。若手奏者とは別格の違いを感じさせる。
  • ムターの円熟味を持った繊細ある音色を楽しむことができる。
  • 躍動感のある部分は表現も活発になり、技術力だけでなく曲の魅力を最大限発揮している演奏。
  • 太い芯をもった堂々とした演奏で「ヴァイオリンの女王」を感じさせる演奏。
okemin
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若手奏者がピックアップされていく中で、やはりムターの円熟味のある演奏と解釈は、誰よりも説得力があり聴き応え抜群です。

まとめ

Q
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲の名盤は?
A
  • ヒラリー・ハーン(Vn)/ウルフ(指揮)/オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
  • ハイフェッツ(Vn)/ミュンシュ(指揮)/ボストン交響楽団
  • ムター(Vn)/マズア(指揮)/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

ヒラリー・ハーン、ハイフェッツ、ムターという世界を代表する一流ヴァイオリニストから名盤をセレクトしました。

特徴として、まずハーン盤とハイフェッツ盤は、テンポをやや速めてテクニックの高さを見せつける演奏です。それでも機械的にならず、自然と湧き出てくる感情は、計算していない分より感動を生み出しているように感じられます。

対するムター盤は、彼女のベテランらしい解釈で丁寧に感情を込めて演奏する雰囲気があり、テクニックよりも表情を重視した演奏になっています。

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