【厳選】シューベルト:グレートの名盤3選【絶対買うべき】

サムネイル 名盤紹介
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クラシック音楽の名曲である、シューベルト「交響曲第9番 グレート」の名盤を3つご紹介させていただきます。

この記事を書いた人
オケミン(管理人)

中高吹奏楽部、大学オケに所属し、現在は社会人オケで活動中。
アーティスト・楽団・曲などについて、自分自身の勉強や備忘も兼ねて、2023年2月に当サイトを立ち上げました。
お蕎麦と日本酒が好きです。よろしくお願いします!
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言わずとしれたシューベルトの名曲ですが、それ故にこの曲のCDは、王道からレア物まで数多く存在します。

今回は、その中でも「とりあえずこれを買っておけば間違いない!」という王道の名盤をセレクトしました。

個性の強い演奏や、独特の解釈がされた演奏ももちろん聴いていて面白いですが、やはりその楽しみを理解するには、誰もが名盤だと言えるものを聴かないと、その奥深さは体感できないと思います。

シューベルト「グレート」のCDを買いたいけれど、どれが良いのか分からない…

という、これから初めて名盤を選びたいという方向けの内容となっています。

okemin
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名盤を数多く紹介しているサイトだと、結局どれが良いのか分からないことが多いため、このサイトでは、まずこれを買うべきというディスクを3点まで厳選しています。

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まず買うべき名盤3選

1.ブロムシュテット(指揮)/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

オススメ度 ★★★★★

ブロムシュテットが、1998年~2005年までカペルマイスター、現在は名誉指揮者を務めているライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団を振った名演。

  • ブロムシュテットの解釈は方向性やフレージング、ダイナミクスが清々しく、聴いていて非常に心地よい。
  • 弦楽器のアンサンブルは特にゴージャスで、オーケストラ全体のバランスが良くとられており、録音も質が高い。
  • ブロムシュテットからは、年齢とエネルギー・感性・後進感は全く関係ないなど、強いメッセージを自然と感じる。
  • カップリングされた「未完成」含め、豊かさや喜びがこれでもかと満ちており、非常に透明感のある演奏。
okemin
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ブロムシュテットの年齢を感じさせないエネルギッシュさがこの演奏からもよく表れており、聴き応えのある名演です。

2.カラヤン(指揮)/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

オススメ度 ★★★★

冗長しやすいこの曲を、快速テンポでスタイリッシュにまとめた名演。

  • カラヤンの解釈によって奏でられるシューベルトは非常に綺麗にまとめられており心を打たれる。
  • 他の盤と比較してもテンポが速めで、特に第4楽章はグイグイと進んでいく。冗長することなく気持ちの良い演奏。
  • 音域や音量のバランスも良いため、綺麗さでいうと非常に完成度が高い。
  • ダイナミクスが非常にはっきりとされており、ベルリン・フィルならではの分厚いサウンドを前面に出している。
  • 力強さや迫力が際立つため、ベートーヴェンの音楽のように感じることも。
okemin
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快速テンポで有名なカラヤン盤も非常に評価が高いです。冗長してしまいがちなこの曲をスッキリ綺麗にまとめている印象です。

3.アバド(指揮)/モーツァルト管弦楽団

オススメ度 ★★★★☆

アバドが2004年に自ら創設したモーツァルト管弦楽団を指揮した、2011年のライヴ録音。

  • アバドのこの曲の解釈は、晩年になればなるほど、まろやかで深くなってきており、この盤がアバド盤の最高点と言える。
  • 繊細で丁寧な解釈と、モーツァルト管弦楽団の透明感ある演奏により、これまで気づかなかった音が鮮明に聴こえるようになった。
  • 緊張と緩和の波が激しすぎない演奏で、終始落ち着いた優美な仕上がりになっている。
  • アバドならではの透き通ったオーケストラ・サウンドは非常に気持ちよく、オーケストラも疲れているような雰囲気がない。
okemin
okemin

個人的にアバド盤は、透明感のある演奏が好きです。彼が創設したオケというだけあって、晩年のアバドの本質が聴こえるようです。

まとめ

Q
シューベルト:交響曲第9番「グレート」の名盤は?
A
  • ブロムシュテット(指揮)/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
  • カラヤン(指揮)/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  • アバド(指揮)/モーツァルト管弦楽団

個人的にこの曲を聴くなら、ブロムシュテット盤とカラヤン盤が好みです。

共にオーケストラのダイナミクスが強く表れたエネルギーある演奏となっており、この曲の巨大さを感じさせます。

カラヤン盤の快速テンポは、この曲の冗長してしまいがちなポイントをどうするかの結論なのかなとも感じます。

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