吹奏楽部が盛んな日本の学校ですが、オーケストラ部(管弦楽部)のある高校も増えてきています。
しかしながら、吹奏楽コンクールが有名な一方で「オーケストラ部のコンクールはあるの?」と思う人も多いはず。
そこで本記事では、オーケストラ部(管弦楽部)の強豪高校をご紹介します。
大学オケの強豪はコチラでご紹介!
高校オーケストラの強豪は?
まず前提として、本記事で「強豪」はオーケストラ部のコンクール実績を参考にします。
オーケストラ部にコンクールなんてあるの?
と疑問に思った人も多いはず。実はあるんです!
それが、JSECC主催の「日本学校合奏コンクール」です。
このコンクールは、吹奏楽・管弦楽が出場する「グランドコンテスト」と、ソロ・少人数が出場する「ソロ&アンサンブルコンテスト」と2部門があります。
「グランドコンテスト」には吹奏楽と管弦楽が出場しますが、吹奏楽部の場合は「全日本吹奏楽コンクール」に全てを捧げている学校がほとんどですので、吹奏楽部ではあまり認知がされていないコンクールです。
一方で、オーケストラ部にとってはこのコンクールが全て!多くの学校のオーケストラ部が、このコンクールに向かって日々練習に励んでいます。
そして、気になる2022年度に行われた、高校管弦楽の全国大会の結果がコチラになります。
【金賞・文部科学大臣賞】
- 千葉県立幕張総合高等学校
【金賞】
- 神奈川大学附属中・高等学校
【銀賞】
- 徳島県立城東高等学校
- 山口県立山口高等学校
- 福島県立橘高等学校
- 福島県立郡山商業高等学校
【銅賞】
- 安城学園高校(愛知県)
この中でも、不動の強豪校と言われているのが、千葉県立幕張総合高等学校シンフォニックオーケストラ部になります。
青オケのモデルにもなった高校
高校オーケストラ部の強豪校として知られる、千葉県立幕張総合高等学校シンフォニックオーケストラ部(通称・幕総オケ部)。
前述した日本学校合奏コンクールでは、全国大会金賞は当たり前、文部科学大臣賞もほぼ毎年のように掴み取る、文句なしで日本一の高校オーケストラ部になります。
年に2回の定期公演を行っており、その圧倒的な実力で高い人気を誇っています。
また、2023年にはNHKで放送されているアニメ「青のオーケストラ」のモデルにもなったことで、世間的に一躍知られるようになりました。
オーケストラ部というと、吹奏楽部とは違い少し硬いコンサートをするイメージがありますが、幕総オケ部の場合は、吹奏楽や弦楽合奏といった様々な編成演奏はもちろん、「オケスト」と呼ばれるステージマーチング×ミュージカルの独自パフォーマンスでも人気があります。青春ですね〜。
まとめ
高校オーケストラ部の強豪は、千葉県立幕張総合高等学校シンフォニックオーケストラ部(通称・幕総オケ部)です。
演奏の実力はもちろん、レベルの高いパフォーマンスでも人気がある他、「青のオーケストラ」のモデルとなったことで知名度も高まっています。
吹奏楽とは違い、オーケストラ部(管弦楽部)の強豪校はあまり知られていませんが、オーケストラ部のコンクールの実績を見ていくと、強豪校がどこか分かっていくと思います。
大学オケの強豪はコチラでご紹介!