ピアノ発表会のドレスじゃない選択肢！衣装選びのポイントを解説

ピアノ発表会でドレスじゃない衣装を着る時のポイントについて解説していきます。

ピアノの習い事をしている女性や保護者の方は、ピアノ発表会のステージで着る衣装（保護者の方は自分の服装）について迷いますよね。

ただでさえ年に数回しかないピアノ発表会。そのために高価なドレスを購入するのは、正直ためらいます。

また、最近ではレンタル衣装を利用する方も増えていますが、「そもそもドレスじゃないといけないの？」と思う方も多いはず。

そこで本記事では、ピアノ発表会でドレスじゃないのはダメなのかについて解説し、衣装選びで気をつけるポイントについて解説していきます。

ピアノ発表会でドレスじゃないのはダメ？

結論から言うと、ピアノ発表会でドレスじゃないのは全く問題ありません。

ピアノ教室のInstagramやホームページには、ピアノ発表会での集合写真が掲載されることが多いですが、服装を見てみると確かにドレスを着ている生徒さんは多いものの、ワンピースや制服で出ている生徒さんもいらっしゃいます。

ただし、ピアノ発表会のステージは正装で上がるべきという点はしっかりと理解しておきましょう。

学校の制服は立派な正装ですので問題ありませんが、例えば私服のワンピースなどから選ぶ際は、ホールのステージに相応しい上質なデザインがされたものか、スカート丈はやや長めのものかを注意して選ぶようにしましょう。

服装選びで気をつけるポイント

女性の方がピアノ発表会の衣装としてドレスやワンピースを選ぶ際は、以下のポイントに気をつけましょう。

一応言っておくと、ピアノ発表会＝ファッションショーではございません！

あくまでピアノを問題なく演奏できることを最前提に、衣装を選ぶようにしましょう。

衣装を着ても、問題なく腕が動かせるか

ピアノはもちろん手で弾く楽器ですが、腕をよく使うという点を忘れないようにしましょう。

そう考えると、袖の長さはノースリーブから七分丈がベストです。

冬場だと長袖にしたりジャケットを羽織りたくなるかもしれませんが、ピアノの演奏に支障をきたさないかどうか、リハーサルで実際に着用して試してみても良いかもしれません。

ペダルが操作しやすい丈の長さか

ロングドレス、もしくはロングワンピースを着用することになりますが、あまりにも長すぎる丈やボリュームがありすぎる場合、足元が不自由になってペダル操作に支障をきたします。

前述の袖の長さと同様、着丈についても自分のサイズに適したもの、かつボリュームのない歩きやすいものを選ぶようにしましょう。

袖丈の場合は短くするだけで解決しますが、着丈の場合は実際にペダル操作をしてみないと分からない点が多いため、本番前に衣装を着て試奏してみることをオススメします。

足元は露出していないか

足元はパンプスを履くことになると思いますが、ピンヒールなど高さを出すための靴は演奏面で支障をきたすおそれがあります。

高さが低めのヒールやフラットパンプスなど、安定感のあるパンプスを選ぶようにしましょう。

上記を意識すれば、ピアノ発表会に適した「ピアノを問題なく演奏できる」「ピアノ発表会に相応しい」服装になります。

ピアノ発表会でオシャレをするのは、自分の演奏に自信を出したり、演奏を魅力的に聴かせるためですので、演奏に支障をきたすオシャレをしても意味がないことを理解しておきましょう。

保護者は何を着るのがオススメ？

保護者の方は、フォーマルなセットアップやスーツなどを着ていけば問題ありません。

ピアノ発表会の主役は、もちろんステージに立つお子様ですので、派手すぎずスマートな装いをするようにしましょう。

また、ピアノ発表会当日の保護者の方は、客席でお子様の演奏を聴いたりビデオを録ったりするのも大切ですが、ロビーや舞台裏などのお手伝いのため、足繁く動き回ることも考えられます。

そのため、スカートではなくパンツスタイルのほうが動きやすく、当日の役割も柔軟に対応できるのでオススメです。ドレスやスカートを着用しても問題ありませんが、客席で楽しむだけではないということを意識しておきましょう。

また、自分はステージに立たないし、舞台裏で動き回るからと言って、Tシャツなどカジュアルすぎる格好はNGです。あくまで発表会という場に相応しい綺麗めのコーディネートを心がけましょう。

まとめ

ピアノ発表会でドレスじゃないのはアリなのかについて解説してきました。

結論、ピアノ発表会でドレスじゃないのは問題ありませんので、学校の制服や私服のワンピースでも大丈夫です。

ただし、ホールのステージに立ちますので正装が前提です。特に私服から選ぶ場合は、それなりの綺麗めなファッションであることを心がけましょう。

また、ピアノ発表会はファッションショーではありませんので、ピアノの演奏が問題なくできることを前提に服装を選ぶようにしましょう。